鬼みそ漬製造本舗 片山金蔵商店 | 日記 | 塩糀流行の考察


2012/09/27
塩糀流行の考察


糀に塩と水。これだけの物質を「塩糀」と呼んだのは、かの有名な小泉先生。

糀を扱っている食品業界では、今更このような呼び名を付けなくても、それぞれの製品の当たり前の工程の一部における糀の状況じゃあないかねえ?
と、なります。

しかし、このブームは有難かった。
これを使用した食べ物の味、しっかりとしたうま味を提供してくれた。
ここ何十年も糸を引くように続いてきた、うんざりとした薄味の社会化に歯止めをかけた。

食べ物の味、とりわけ人が工夫をして調味を施した料理やお菓子に大いに、これがそれぞれの持つうま味を前面に押し出す流れを塩糀が想像してくれた。
だから、私はこのブームは一過性であるかも知れないが、この世相の中でしっかりとした料理の味を世間が感じ見直すことを可能にした功績は大きいと喜び高く評価している。
勿論、勝手にである。

ちなみに、福井県の高浜町で過去に数回食したランチの味は、ほぼ味の確認が出来ないくらいの薄味の調味だった。
一緒に食した有名ホテルの元総支配人も同じ感想をその時述べた。
高浜の人々の味覚のレベルを評価することは出来ないが、ここに長年注入された原発メネーの恐ろしさを、この事象で私は福島原発事故よりも数年前に大いに感じた。
心ある高浜やおおいの人々は、ほかの事象でもずっと以前から感じ、こころの危険を訴えていた。

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